2013年10月11〜13日 島田市・川根本町の「家族と地域の時間づくり推進事業」に協力しました
去る10月11〜13日、島田市と川根本町の複数会場で、平成25年度島田市・川根本町「家族と地域の時間づくり推進事業」として「SLフェスタ2013」と題して、地元の大井川流域の地域観光資源であるSLを中心とした鉄道に関わるさまざまなイベントが実施され、島田市・川根本町はもとより、全国から多くの家族連れを中心とした観光客が参加して秋の休暇を楽しみました。これは、島田市の男女共同参画推進・ワークライフバランスの実現に向けた重要施策として、また国土交通省観光庁が推進する休暇取得促進のための「家族の時間づくりプロジェクト」の1つとして、4年前から取り組まれている事業です。今年度はさらに、厚生労働省労働基準局「地域の特性を活かした休暇取得推進のための環境整備事業」としても実施されることとなり、国、地方公共団体、民間の連携が一層強化された推進体制が構築されました。
本センターは、毎年この事業に、男女共同参画・ワークライフバランス推進に関する地域貢献活動の一環として連携協力してきましたが、今年も、島田市男女共同参画推進委員長である犬塚センター長が、推進会議メンバーとして企画段階からこの事業の実施・運営に関わり、また10月12日か13日にかけては、本学の学生のべ13人が、島田市内「新金谷会場」で実施されたイベント運営にボランティアとして協力参加するなど、さまざまな形での連携の取組が行われました。
学生たちは①総合案内来場者カウンター・スタンプラリー担当、②転車台手回し、SL綱引き体験、車両区見学等担当、③駅長服装記念撮影担当の3つのパートに分かれてボランティアとして2日間にわたり各業務を受け持ち、事業の推進に貢献しました。今年は期間中好天に恵まれ、さわやかな秋晴れのもと、予想を上回る多数の入場者数を記録し、事業の主要な目的としての「子育て参画する父親(男性)」の姿も多く見られ、多くの家族が地域での資源を活かして充実した休暇を過ごしながら各々のワークライフバランスを実現する姿が随所に見られました。学生たちのボランティア活動はその推進に重要な役割を果たすことができ、主催者の島田市役所からも感謝の言葉が寄せられました。
本センターではこれからも教員、学生の協力を得ながら、こうした地域社会と連携・協力した男女共同参画・ワークライフバランス実現のための諸事業に積極的に取り組んでいきます。