全学共通科目「男女共同参画社会とジェンダー」
男女共同参画社会への深い理解を持った次世代を育成するため、全学生を対象とした「全学共通科目」の「総合科目」として「男女共同参画社会とジェンダー」を開設しています。
2019年度のシラバス
科目名 | 男女共同参画社会とジェンダー(Gender Equal Society and Gender) |
開講時期 | 2019年度 前期 |
開講時限 | 木曜5限 |
科目責任者 | 犬塚協太 |
担当教員 | 犬塚協太ほか |
授業目標 | 男女ひとり一人が対等な立場で、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる「男女共同参画社会」(Gender Equal Society)の実現は、今日のグローバル社会における普遍的な理念であり、21世紀日本社会の最重要課題である。この授業では、学生が男女共同参画社会およびその中心的概念であるジェンダーについての理解を深め、 男女共同参画社会の実現に向けて取り組む問題意識と意欲を身につけることを目標とする。 |
授業概要 | まずはじめに、男女共同参画社会の意義と必要性、ジェンダーの視点の重要性、男女共同参画社会の形成と展開に関する世界と日本の動き、男女共同参画社会の法的な根拠などを概観し、男女共同参画社会の基礎について学ぶ。それをふまえて中盤以降は、より視野を広げ、男女共同参画社会の実現に向かおうとする今日の社会の現状と課題について、さまざまな領域にわたるテーマを設定し、それらの諸問題をジェンダーの視点から批判的に分析、考察する。 |
授業方法 | オムニバスの講義形式で行う。学内、学外からさまざまな講師を招き、それぞれの専門分野の立場から男女共同参画社会とジェンダーについて幅広く論じてもらう。 |
授業展開 | 1. イントロダクション 2. 男女共同参画社会とジェンダーの視点 3. 男女共同参画社会と法制度 4. 自然科学とジェンダー 5. 結婚・家族とジェンダー 人口問題の視点から 6. 教育とジェンダー 7. 労働とジェンダー 8. マスメディアとジェンダー 9. 市民活動とジェンダー 10. 性暴力とジェンダー 学生のためのハッピー恋愛論 11. リプロダクティブ・ヘルス/ライツとジェンダー 12. LGBTとジェンダー① 映画上映&トークイベント 13. マイノリティとジェンダー 14. LGBTとジェンダー② 特別講義とミニ・コンサート 15. まとめ 学生対象メンターカフェ |
履修条件 | 特になし |
評価方法 | 毎回の小レポート(前回の講義要旨及び講義テーマについての感想・意見)提出(100%) |
テキスト | 特定のテキストは用いず、必要な資料はその都度各教員が配布、提示する。 |
参考書 | 必要に応じて、各教員が授業の中で提示する。 |