まとめ~学生対象メンターカフェ(7月30日、司会:犬塚協太)
全学共通科目「男女共同参画社会とジェンダー」の15回目の授業が、7月30日(木)5限に行われました。
今回は、「まとめ~学生対象メンターカフェ」と題して、これまでの14回の授業を総括をかねて、静岡市女性会館との共催で、女性会館が運営している女性のための人材データベース「Jo-Shizuメンターバンク」から4人のメンターをお迎えし、学生のキャリアデザイン支援をジェンダーの視点を含めて考えるセミナーという形で進められました。
メンターは20代~30代前半までの若い世代の女性2人、男性2人(谷口麻美さん、松岡大地さん、松永裕美さん、白石怜希さん)。犬塚センター長の司会のもとで、それぞれのキャリアチャートに基づく現在までのハッピー度の変化と共に自己紹介が行われ、これまでの人生を振り返って、どのような人生のターニングポイントがあり、それをどのように乗り越えてきたかという話が具体的経験を交えてわかりやすく説明されました。そして、キャリア形成の観点から特に学生時代に何に取り組んだか、何をやっておくべきか、という現役の学生に向けたアドバイスがジェンダーの視点を交えてさまざまに語られ、学生の今後の進路選択や卒業後のワーク、ライフ両面を含んだキャリアデザインに向けて多くの参考になるトークが展開されました。
このようにして、学生自身が将来の自らのキャリア形成にジェンダーの視点や課題を踏まえてどう取り組んでいくか、という身近な問題に引き付けながら、多様な視点でジェンダー平等社会の追求をテーマに取り組んできた授業全体のまとめが行われました。
今後とも、センターとしてはこの科目の実施を通じて、全学の学生に男女共同参画社会とジェンダーについて、自分で主体的に考え社会の中で行動する上での基本的知識と視座を提供していきたいと考えています。