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 男女共同参画社会と大学(5月17日、担当:犬塚協太)

 全学共通科目「男女共同参画社会とジェンダー」の5回目の授業が、5月17日(木)5限に行われました。

 今回は犬塚センター長が担当し、「男女共同参画社会と大学」と題して、男女共同参画社会を実現する上での大学の使命や、とくに日本の大学が抱える男女共同参画の観点からの課題・問題点とその解決に向けた動きについて、多くの数量的データや資料に基づいてその内容が概説されました。とりわけ女性研究者支援という視点から、大学を含めた学校社会が持つ「隠れたカリキュラム」の存在やジェンダー・バイアスによる女性研究者の仕事と生活の両立困難な状況の要因などが論じられ、政府や大学の課題解決に向けた取り組みの検証を通して、大学における男女共同参画の実現に向けた方向性の展望がなされました。

 次回からは、授業後半の各論に移り、個別領域ごとにジェンダーの視点からの専門的考察が行われます。6回目には、「自然科学とジェンダー」について山田久美子先生が講義される予定です。

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