Top / 事業紹介 / 全学共通科目「男女共同参画社会とジェンダー」 / 2013年度「男女共同参画社会とジェンダー」イントロダクション

イントロダクション(4月11日、担当:犬塚協太)

 当センターが担当する全学共通科目「男女共同参画社会とジェンダー」が、2013年度も4月11日(木)5限からスタートしました。

 この授業は、全学部の学生を受講対象とし、一人でも多くの学生が、男女共同参画社会への理解を深め、ジェンダーの視点を身につけて、ジェンダー平等な社会の実現に関心と意欲を持つことを目標に、毎年前期に開講されている科目です。第1回目の授業では、まず新受講生を対象として、男女共同参画社会やジェンダーへの現在の理解度を知るための受講前アンケートが実施されました。続いて犬塚センター長が、「イントロダクション」として、授業の目的、キーワード、全体の概要などの説明を中心に、スケジュールと講師紹介、成績評価、レポート提出の注意などのガイダンスを行いました。国際関係学部を中心に理系まで含めたさまざまな学部の学生が多数出席して熱心に受講していました。今年度もさまざまなテーマと多彩な講師陣で充実した授業が提供できるよう、本センターも取り組んでいきます。

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受講生の声

食品栄養科学部・1年・女性

 私は、高校生のときに男女共同参画社会とジェンダーについての講演を学校全体で受けたことがあります。その時私は、自分には関係ないことだし、何だか難しそうで日本での問題はなかなか解決出来そうにないなと思いました。しかし、今日これからの講義の予定を聞き、まずは少しでもこの問題について理解を深めることで何か変わるといいなと思いました。まだ全然知らないことばかりだけど、この講義から将来につながることを得られたら良いです。これから授業でたくさんのことを学びたいと思います。

国際関係学部・1年・女性

 私は「男女共同参画社会」や「ジェンダー」という言葉自体は聞いたことがあったが、意味の理解は曖昧であった。しかし今回のイントロダクションを聞き、その2つの言葉というのは我々の生活と密接に結びついている上、今後の社会を生きていく上で切っても切れない関係にあるのだと分かったので、授業を受けて、更にそれらのことについて知りたくなった。そして「自然科学」が「ジェンダー」と結びついているというのはとても興味深く、意外性のあるものだった為、講義に対する意欲が更に増した。

 「男女共同参画社会」と「ジェンダー」という2つの言葉について理解していないことは数多くあるので今後の授業で1つ1つ疑問を解決し、考えていきたいと思う。